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日々是平凡

by mick2005915

新盆

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白木槿 花言葉 一途な心、粘り強さ


# by mick2005915 | 2020-07-07 15:54

EARTHの記憶

渡辺謙のナレーションのせいか分かりやすい仕様なので子ども連れの人が多かった。
NHKのプラネットアースを観ていたので同じシーンも使われていたが大画面とダイナミックな音響で印象が異なり別物のようだった。

北極から始まる地球規模の空撮や最新の撮影機材を駆使した映像は息がつまるほど美しい。水の奔流。移ろいゆく木々の色。夥しい動物たちの群れ。ヒマラヤ山脈を果敢にも横断するアネハヅル。シュールな名だ(^.^)。
神の所業(存在するならば)としか思えぬ極めて危うい位置にある生命への謳歌が続くと同時にそれがほんの束の間のことでしかないという冷酷な現実を淡々と描いていく。
生きとし生けるものへの愛惜なのか?決して声高なプロパガンダではないけれど観終わってからの意識は今、できることは?という問いかけに変わるだろうし、日々の行動への影響もあるかもしれない。
この後、長い年月があっという間に飛び去って行ったけれどあらゆる命が絡み合って豊かな世界を支え合っている奇跡を死ぬまで忘れまい。

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ツマグロヒョウモン
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風太くん







# by mick2005915 | 2020-06-22 17:58

花盗っ人

mickが元気だったころ、早朝散歩から戻ったとき門扉の段を上ろうとしてふと違和感を覚えたのだがそのままリードを外して水を与えた。門扉を閉じたかそこに眼をやったらやっと分った。無いのだ。一抱えある鉢の姿が。。。道路側の段に置いた当時珍しい満開のクリスマスローズが。まんまとかっさらって行く奴の影が見えたような気がしたが徒歩ではあるまい。自転車か、車だ。同じく置いてあったビオラの鉢は見向きもされなかったようだ。次の朝から散歩コースをあちこち変え各家の庭先や玄関等、思いつくまま虱潰しに歩き回った。宮城県に嫁いだ若い友人がクリスマスローズの生産者として力をつけ始めて、我が家に贈呈してくれた苗だったのに😭
しかも花をつけるには時間がかかった。つい自慢げに門扉の外に置いたのがそもそもの間違いだったのだ。想像だが散歩人で花好きである犯人は暫しうちのクリスマスローズを眺めていたに違いない。うきうき早朝散歩に出るのんきな犬と飼い主を監視していたのだ。くそっ
その後クリスマスローズは大流行。存外野生種であるから手入れも簡単で増やし易い。株も増えるが種子も飛ぶようで新芽が出る。変種も色も様々で好ましい。
現在は死んだように眠る(地震がきたら多分逃げられない奴)家人を残し、たったか早朝に出かけるが、U字溝の淵に丸く育つ苔や大きく垂れ下がったうちわサボテンの新芽をつい、失敬したい気持ちが起こる。こ、これはどうしたことか?
加齢による窃盗癖でも芽生えたか?
花盗人は泥棒ではないと巷では言われることもあるようだが、鉢を盗まれた悔しさはかつて空き巣に入られ貴重品を持ち去られた時より大きなものだった。
花盗っ人は決して許してはならぬ。
仮に溝脇であろうと。。。な。



フレブル兄弟?
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件の花

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ツマグロヒョウモン

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# by mick2005915 | 2020-05-29 09:46

沈思黙考

Albert Camus La peste
S42年購入した著作集全五巻のひとつ。癌の手術時、蔵書をかなり処分したのだが
これと、Roger Martin Du Gard の大河小説 Les thibault は残しておいたのは必然だったか。

昨今のコロナ禍でペストがかなり読まれていると知って驚いた。
しかも現在を予見していたかのような読後感を持った少なからずのヒトがいるようだ。
古いアルジェリアが舞台の救いがたい不条理に押しつぶされるような話だし、
決して読みやすい物語ではない。
母親の死が起点となって太陽の光のせいで人を殺める異邦人ならよく知られているが。
確か一匹の鼠の死骸から始まる長い物語だった記憶があるが殆ど脳内消去の体たらく。
で、Twitterで話題になった動物のお医者さん全12巻(コミック)を再読後、手にとってみた。

うひゃぁ!!!
なんだ、これ。字が細かい。しかも1ページにぎっしり。空白が少ないっ
しかも眼鏡かけても暗いと読めない。
だがデフォーの引用の後、奇異な事件は1941年アルジェリアのオランで起こったとの記述に
いつの間にか不穏な逃げ場のない世界に引きずり込まれていくのが分かる。
さて、これからどう語ってくれるのか、ある意味忘れていた分、ミステリアスで暗い世界を探訪できるような気がしてきた。
明日から陽が射す時間の新たな楽しみにしよう。
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ぼけているアマガエル
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庭のヤマボウシ満開
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異界2


# by mick2005915 | 2020-05-14 19:14
土曜のお昼過ぎ千葉動物公園についた。
ハシビロコウ目指すのみあっかんべー
気温も上がり日もさしていたので今日は出てるかしらと期待大。
小走りに階段を上りハシビロ舎に急ぐと狭い側の放飼場にぽつんと無印♂が佇んでいた。
瞬きするくらいで全く動きなし。まるで置物と言われる所以である。
隣合ってる広めの方には黄わっかの♀があひるっぽいおむすび状態。
部屋には赤わっかの♀がぼんやり立ちすくんでいる。
三羽の状態をとりあえず確認し、再度無印クンを眺めているとざわざわと気配が。
ん?と隣へ急ぐ。おお、黄ちゃん(誰だよ?)がわさわさ踊りをしながら動き出したではないか!
相方にカメラを任せてじっと見入る。そのうち枯れ枝をくわえて首振りおじぎ。
わーい。親愛のディスプレイだよぉ。とても愛らしいぞ。
しかし風がだんだん強くなり空もどんよりどぶ色に変わる。土ぼこりが半端じゃない。
そこにガイドツアーのご一行様がいらしたので何気に参加(と言っても、最前列に出張りブタ相方遠慮深く後方で)
ガイドさんのハシビロコウについてのお話を楽しく聞きながら
これからお部屋入りと餌やりが始まるという情報に狂気乱舞富士山
風がひどくなり雨粒もぽつぽつ・・・
ほどなく飼育員さんの登場でまず入室していた赤ちゃんのプラ水槽に鯉が三匹入れられる。
ゆっくーり近づいたもののしばらく不動。周りではガラス超しに喰え、喰えコールが始まる。
水槽を凝視しながら片足をそーっと上げて一歩近づいた矢先いきなり一匹くわえあっと言う間に飲み込んだ。
す、素早い。曇りガラスだがこんなに近くで見ることができて感動。
次は寂しげな♂が飼育員さんの誘導の下、しずしずと入室するが衆人環視では気後れしたのか食さず(ごめんね、騒いで)。
軽いカポカポ(上野の♂の重低音とは全く異なり、か弱い)というクラッタリングしながら
入室の黄ちゃんは何度か鯉をくわえるも失敗続きでついに床に落としてしまう。
観客からはおーというため息と頑張れというエール。
しばらく呆然としていたがもう一回プラ水槽に首を突っ込んでやっとゲット。大きな拍手が👏指でOK
この時点で最早天候は長居を許さなかった。
風は吹きまくり鴉(凄い群れが住み着いているのだ)が騒ぎまくり
飼育員さんは走り回って動物たちの早めの部屋入れと騒然とした中を急ぎ帰宅。
空はずっとどぶ色で洗濯物は飛びやはりどぶ色に染まっていた(涙)
                     
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# by mick2005915 | 2020-04-27 17:51