結構と言うなって。
9月に入ってからも猛暑続きだというのに
?十年前一度行っただけで思い出すら見当たらぬ日光の旅。
中禅寺湖の離宮ってとこに一泊。
どこ行ったって暑いぜよとぶーたれたのだが。。。
相方のゴルフが流れて急遽探しゲット。
新宿発の東武で意外にのんびり快適な旅となった。
JRのびゅうバスを予約でき昼食付きで日光駅から半日かけて巡る世界遺産の旅に相成ったのだ。
客も少なめでゆったりと過ごせたけれど
竜頭の滝で階段から転げた同乗者が救急車で運ばれるという
不幸なアクシデントもありながら(無事を願う)
時間内にすべてクリアできたという恐るべき真っ赤な観光バス。
宿の離宮も無駄に広くあまり居心地がよろしくなかったというのが実感。
いいんだけどね〜
所詮狭い方が安心できるというケツの穴の小ささよ!うぷぷぷぷ。
翌日はいろは坂(今回二往復したぞ)下って駅に行くが帰りの電車まで時間もたっぷりなので
大正天皇時代のご用邸だった田母沢記念公園に路線バスにてちんたら行くことにした。
路線バスやローカル線大好きっ
目的地近づき降車ボタン押したにも拘らず運ちゃん、停留所スルーしたので寝ぼけとんのかぁわれ〜とは言わず
ストップを要求。でかい声だったので驚愕して止まってくれた。他の乗客も眼が覚めたようだ。
皇族、華族等の屋敷では当たり前の広大な敷地に建てられた渋い木造建築で半端無い部屋数。
手入れも行き届いている。
静かな佇まいで庭園の植物群も虫や鳥には楽園のようだ。
ずいーっと奥の部屋でなんと北杜夫のどくとるまんぼう昆虫記所縁の展示があり
涎たらたらの昆虫標本があった。わ〜いわ〜い♪
ヨナグニサン、亜種のでかいアジアのヤママユ系。スタイリッシュなスズメガたち。ひそやかなオオミズアオの入った箱は持って逃げる気持ち強く、手ぶらでは去り難かった。。。
結構、結構。
見ざる〜たちと眠り猫

8月は雨が殆ど降らずからからからからと庭の植物が乾ききって半ば死に体だ。
毎年春と夏にやってくるオオミズアオの幼虫がヤマボウシが不調なのか姿見せず。
ほえ〜アゲハ類がいつまでも飛んでて
ツマグロッチだってすみれ系枯れてんのにしばらくいたもんね〜
どーなっちまったのか?
中旬に娘とのんこまで軽井沢に行くもこれまた暑く帰りの新幹線乗車の際観たくもねぇ小沢の
鳩山詣でにぶち会った。他の若手の奴らもへいこらしやがって。報道陣も邪魔臭いったら。
のんこまはグリーン車対応なのでのんびり静かにが売り。
が、前の座席に海江田が座ったのでなんとなく落ち着かず娘とブーイング。
降車の際背もたれを元に戻す事も無く飲み物ガラも片付ける事無く(ふたりで厳しくチェック)偉そうに消え去った。
八月は映画ディカプリオのインセプション、アンンジーのソルト。
二本相方とはしご。盆休みのせいか存外混んでて驚いた。暑いから涼しいところで
時間つぶそうと考えることは皆同じ。
特筆すべき作品ではない。
ハラビロカマキリ
7月末は友人夫婦等四人で奥能登で遊ぶ。
のと鉄に乗って

のとじま水族館(ジンベエザメは残念ながら10月展示だった)見学後
一度は泊まってみたい宿加賀屋で一泊。
雪月花という建物のなんとも広い(無駄な空間多し)部屋で
食事は過剰なる接待にて慣れぬ庶民は内心汗だく。
翌日はフライト号という地元の乗り合いバス利用で
輪島まであちこち見物しながらにぎやかに楽しむ。
珠洲市にて。鰭脚類アロデムスの骨標本

のんびりとした風景が続き暑いながらも心地良い風が旅情を誘う。
おやぢ共はとにかくビールだ、酒だと嬉し気に騒ぎ能登の飲食材に酔い痴れていた。
輪島の温泉宿はこれまた、ぐっと庶民的でほっとできたのがおかしかった。
熟年の仲居さんの面白いこと!
身の丈ってのはこういう事だと再認識。
翌日はフライトまで時間があるので路線バスに乗り総持寺祖院に出向く。
近年の地震のおりかなり崩れた箇所も見受けられたが無事だった荘厳な門構えには圧倒された。

遠かったが友人夫婦の親元は曹洞宗所縁なので格別の感慨を得た様子だった。
能登空港利用だと羽田からあっと言う間の時間ですむ。
思いのほか暑かったが良い旅ができた。
7月は上野の科博にて開催されている哺乳類展海編に行く。
なにしろシロナガスクジラの骨標本が展示されるというから
くそ暑い中早めの電車で9時過ぎに着くよう急ぐ。
日差し強く夏休み前なのだが子ども連れが並んでいてこりゃ苦労だねと、げんなり。
親御さんたちにも気の毒な暑さだ。
それでも開いたばかりなのですんなり進み剥製や骨標本を楽しみながら観察。
圧倒的なのはシロナガスクジラ。想像以上にでかい。とてもカメラにおさまるものではなかった。
子どもの頃南氷洋にクジラを追うとか?ニュース映像かドキュメンタリか知らぬが捕鯨の映像を観た事があって給食等にクジラのタツタアゲという実に美味い肉が出て来ると、そうか、あのように船団組んで出かけ大きな銛で突き刺し引っぱり切り刻んで食料にしていたのかと妙に納得。
捕鯨反対などありえん時代だったのだ。数は激減したが(食っちゃってごめんね〜)未だこんな奴らが悠然と大海原を泳いでいるのかと思うと胸の内が震える。もう絶対に食わんぞ。

今は亡きステラーカイギュウの警告

西園の平べったいハシビロ様もそーだそーだと言ってます。
9月の半ばになっちまった。
暑い暑いカラカラ夏がやっと翳りをみせているような朝。
忘れた事も多いが7月からの記憶を記しておかなくちゃ。
ヨモギエダシャクを見つけた。
実に巧みな擬態でゼラニウムの茎様に背筋(あるのか?)伸ばして
へばりついている。
成体はあまりぱっとしない奴だけど。

家の中にいらっしゃるはずのアシダカグモ(でかいから♀)が洗面所の網戸越に中を覗きながら
灯り目当ての小虫を待っているようだ。
ゴキブリの天敵だから部屋で活躍してくれているはずだが。
縄張り争いに破れたのか、若グモなのか?
このクモの♂もちっぽけでうざく動く。
地元の友人がこれなーに?と携帯で画像を送ってきた。
立派で綺麗な芋虫だ♪
体色と模様は

観た事があるぞ、これは。
この尾角はスズメガの仲間に違いない。
で、幼虫図鑑のスズメガから見つけた。どんぴしゃだ。
セスジスズメ。成体はこの仲間同様戦闘機みたいでスタイリッシュ、かっこいい。

飛ぶ様が観たいが夜行性だから無理かな〜
既出のツマグロッチの蛹は無地羽化できたようでもはやからっぽであった。
いやぁ、天候不順のせいか、春以降ツマグロヒョウモンの成体が飛ぶのを見かけたが
幼虫がなかなか姿を見せないので短い首を長くして待っていたのさ。
来ましたっ♪
昨年は飼育箱に保護し羽化を観たので自然下で試みる。
プランターで(地植えだと観にくいから)育てたビオラを枯らすことないよう結構気を遣った。
もっと他に気を遣ったら?という相方の突っ込みはド無視して。
オレンジと黒の派手な体色で目立ち過ぎて鳥に食われるぞと
心配したが花に紛れると不思議に目立たない。
つんつんした棘様のちっちゃい怪獣のようで可愛いんだよ。
わさわさ食いまくっていた奴がしばらくの眠から覚めるとうろうろ
動き回るようになる。おお、前蛹化だ。
気に入る(多分陰で風当たりが弱い?)場所探しだ。
その日の夕方垂れ下がった茎に決めたらしく下向きのまま動かなくなった。
夜はあまり変化無く早朝急ぎ観に行くと見事な蛹になっていてまずは安心。
一週間弱だが無事くっついて眠っている。
次なる幼虫もいく匹かプランターのヴィオラにいるので眼が離せない。
しかし、待望のオオミズアオは未だ現れず(涙)


二日あけて映画のハシゴ。
ネットで調べたら見逃してたBOWIEの息子、ダンカン・ジョーンズ作
MOON上映中のシネマックスを見つけた。
これも金曜までだからドンピシャ!
悪天候だが電車ストップする程じゃなし。
まずはジョーンズ作品に参戦。
小ぶりなシネコンで最上階のちっちぇー箱(キャパ70人くらいか?)に5人。。。
アウトレイジには大分入ってたがな。
低予算(月世界シーンは円谷もびっくりの模型だよな、ありゃ)ながらこの作品が多くの新人賞を
とったという事が納得できるものだったぞ。
三年契約のもと、ひとりぼっちで月のヘリウム3(だったかな)という燃料を掘削する仕事についた孤独な男がマシンで汗をかいているシーンから始まる
地球との連絡も交信不能とかで常に遅れた情報しか届かない日常。
恋いこがれる地球に帰還できない男の不条理な年月が哀れでもあり滑稽でもあり怖くもありながら
ぐいぐいと引きこまれ次なる展開がどきどきもんで観ている側も感情移入してしまうのが凄い。
ク(キュ)ーブリックのHALをここではケヴィン・スペイシーの声が担う。
ひとり芝居みたいな脚本で緊張感溢れ飽きさせることなく一気に終末へ。
全く異なるのだけれど惑星ソラリス、未来世紀ブラジルも思い出した。
あ〜この手の映画、好きだな〜
昼飯、挟んでカティンの森。ずぶ濡れだよ。ちっ
彼の父親も犠牲になったと聞くがアンジェイ・ワイダの最終作品になるのだろうか?
スターリン下の粛清に繋がる無意味な虐殺の事実。加えてナチと旧ソ連との罪のなすり合いが
淡々と描かれ非日常が日常化する怖さと選択の余地なく追い込まれる人々の哀れさと
愛が交錯する。
累々たる屍が延々と重なり無造作に埋められる光景は辛いが
遺体が握りしめた十字架の飾りをクローズアップしたのは
告発というよりも鎮魂としての作品なのだろう。
重い気分とともに帰途に着くが上り電車はどうもストップしてたらしい。
我が田舎に戻る下りはガラ空きで快適に走り相方の帰りには余裕で間に合った。
ってんで長男夫婦と千葉で食事。
千葉駅の改札でボランティアらしきじーさん(こっちはばーさんだが)たちが
市美術館で若冲の展示の宣伝をしてる。今週いっぱいで二万人来たとか呼ばわってる。
ややややや?市美術館ってどこよ?県立は行ってるがそこは知らんぞ。
相方を置き去りにし、すすすっと近寄りどー行けばいいんすか?と尋ねたらバスで二駅の近場。
地図まで貰い、食事後急ぐ事にした。
な〜んだ、マイナー映画館、千葉劇場の近くだったのだ。
通りかかると宣伝板になんとカティンの森も今週いっぱい
上映してると出ているではないか!おお、これは!
しかし、今日は時間が無いっ。そーだ明日来ちゃおう!と即決。
ついでになんかハシゴすればいいんだよ。
若冲の膨大な作品群のうち水墨画中心の展示でいつもの白の氾濫に幻惑されることもなく
筆使いが生き生きしていて面白かった。
特に鶏を描いたものが好きでさ(飼った奴じゃないと面白さは分からんだろーなー)
うぷぷぷぷ。
鶏独特の歩行や跳躍の様を見事に切り取っている。迷いがないのだ。
諧謔味と躍動感に溢れていて感激。


ちらしより
次なる出し物は千葉縁の田中一村。
行くぜっ
のんびり小町(誰がじゃ?)というJR企画、グリーン車での温泉旅にて熟女四名集めて行ってきた。
松本にて蕎麦を食い城を観、めざすは奥の明神館。
実にお得なプランもさることながら、宿は今まで制覇した中でもてなし、設備、個室にて(騒がしいからか?)の食事(懐石をチョイス)、風呂はすべて含めてベスト1かもしれない(旅評論家かよ、えらそー)
新緑の中の立ち湯は極楽至極。
部屋も広く内風呂もでかい半露天で四人で入っても充分なのだ。
ううううう(嬉し涙)
ありがとうJR!
全ての風呂プラス内風呂、数回こなし、まさに気ままな温泉三昧。
相方と普通に同じ部屋予約したら高いだろーなー
奴は酒飲みだし。。。やっぱやめた♪
帰路、市美術館で直島以来の草間彌生のオブジェに出会う。
かの人はここ出身だったのだ。。。
常設の作品はドットの氾濫で常軌を逸した感もありながらどこか優しい視点も見つけられる。
自販機もドット柄。
併設ビストロのミニフレンチも良し。サンチームという名がユーロに替わった今懐かし♪
